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まずは『遺伝子検査』で自分を知ろう
ダイエット知識

自分に合ったダイエットは遺伝子によって変わる?タイプ別に紹介!

家にいることが多くなると、つい食べ過ぎと運動不足で体重が気になってきます。

運動をしたり食事を見直しても、なかなか体重が落ちないと悩んではいませんか?

実はダイエットが失敗するのは、人によって遺伝子の特徴が違うことが影響しているからです。

自分の遺伝子の傾向を知ることで、成功しやすいダイエットも選びやすくなります。

そこで今回は、自分に合ったダイエット方法を、遺伝子のタイプ別に紹介します!

遺伝子によってダイエット方法が変わる、とは?

実は太りやすい・痩せにくいといった体質は、遺伝子の影響を受けています。

すべて遺伝子のせいとは言えませんが、特徴を知っておくことでダイエットがやりやすくなります。

自分がどのタイプなのかを調べるには、遺伝子検査を受けるのが確実です。

検査方法は唾液や口の中の細胞を取るだけと簡単で、およそ一ヶ月で結果がわかります。

価格はダイエットに特化したもので5000円前後、総合的なものですと2~3万円程度となります。

遺伝子による太りやすいタイプは、次の4種類に分けることができます。

・アダム・イブ型

・リンゴ型

・洋ナシ型

・バナナ型

それぞれの名称は、見た目から名付けられています。

そのため遺伝子検査を受ける前でも、自分がどのタイプなのか判断することも可能です。

ただし見た目と実際の遺伝子タイプが違う事も多いので、確実に知りたいなら検査を受けましょう。

アダム・イブ型に合ったダイエット方法は

遺伝子検査で「アダム・イブ型」と判断された方は、太りやすくなる遺伝子を受け継いでいない人です。

運動しなくても太らない人や、食べても太りにくい人はアダム・イブ型であることが多いです。

アダム・イブ型の人は栄養バランスのよい食事を取り、適度な運動をすれば太ることは少ないです。

一方で不規則な生活をすれば太るリスクも高まりますし、病気や怪我の心配もあります。

また若い頃は大丈夫でも、40代をすぎると急に太るタイプでもあります。

アダム・イブ型の人がダイエットを行うなら、生活習慣を見直すことから始める事をおすすめします。

運動をしていないなら早足で歩いたりストレッチを行うなど、簡単なものから始めると効果的です。

特に病気が無くても健康診断は必ず受け、健康を意識した生活を続けるようにしましょう。

リンゴ型に合ったダイエット方法は

リンゴ型は、炭水化物や糖質の分解が苦手な遺伝子をもつタイプです。

内臓脂肪が付きやすいためお腹周りが丸く、見た目から「リンゴ型」と呼ばれています。

リンゴ型の特徴は、次の通りです。

・ご飯やパンなどの炭水化物、ケーキなどの甘いものが好き。

・ご飯やスイーツが我慢できない。

・上半身、特にお腹周りに肉が付きやすい。

・ダイエットに成功してもすぐリバウンドしてしまう。

リンゴ型のダイエットは、炭水化物を少し減らすと効果的です。

ご飯を減らして食物繊維の多いおかずを増やし、よく噛んでで食べることを意識しましょう。

リンゴ型はリバウンドしやすいですが、実は体重も落としやすい特徴があります。

ウォーキングなどの有酸素運動を取り入れ、運動後にご褒美としておやつを食べないようにしましょう。

水分補給は大切ですが、スポーツドリンクは糖分が多いので、飲み過ぎには要注意です。

洋ナシ型に合ったダイエット方法は

洋ナシ型は脂質の分解が苦手で、下半身に脂肪が付きやすいタイプです。

日本人女性に多いタイプで、皮下脂肪が付きやすい特徴もあります。

洋ナシ型は、次の特徴があります。

・お肉が好きで、特に唐揚げや脂っこい食事が好き。

・ダイエットをしてもやせない。

・下半身に筋肉が少なく、お肉がついてしまう。

・冷え性で足がむくみやすい。

洋ナシ型が女性に多いのは、女性ホルモンの影響を受けやすいからです。

また基礎代謝が低いため、冷え性やむくみで体を動かしにくくなるのも太りやすくなる原因です。

洋ナシ型の人のダイエットは、食事よりも運動を重視しましょう。

ストレッチで体を温め、スクワットで下半身の筋肉を鍛えると効果的です。

お肉が食べたいときは、脂肪が少ない赤身やササミを意識して選びましょう。

コンビニでよく見かける「サラダチキン」も、脂質が少なく食べごたえがあるのでおすすめです。

冷え性対策としては、毎日お風呂で温まることが大切です。

お風呂上がりに足を軽くマッサージすれば、ホカホカしつつむくみも減らせます。

バナナ型に合ったダイエット方法は

バナナ型は一見スリムに見え、食べても太りにくいためダイエットと無関係かも知れません。

しかしタンパク質の消費が激しく、タンパク質から作られる筋肉がつきにくい特徴があります。

その他には、次のような特徴もあります。

・手足が細く、骨ばっていて筋肉が少ない。

食べても太りにくかった。

・若い頃はやせてたが、年齢とともにお肉がつくようになった。

・太った所のお肉が落ちない。

バナナ型は基礎代謝が高く、若い頃は大食いをしても太りにくい傾向があります。

しかし基礎代謝が落ちる30~40代以降に、油断すると太る可能性があります。

しかも筋肉がつきにくいため、一度太ると落としにくい弱点もあります。

バナナ型のダイエットでは、筋肉をつけることを重点的に行うことが大切です。

筋肉をつければ基礎代謝が落ちても、体を動かすだけでエネルギー消費がしやすくなるからです。

食事では良質なタンパク質を、意識して取るようにしましょう。

ささみ肉・大豆製品・卵・牛乳などを食べて、しっかり運動して筋肉を付けやすくします。

沢山食べる習慣が身についているなら、ゆっくり噛んで食べる量を減らす工夫も大切です。

まとめ

太りやすい体質は、人がもつ遺伝子によって違いがあります。

そのため自分のタイプを知ることで、より効果的なダイエットを選ぶことが可能です。

お腹周りが気になるリンゴ型は炭水化物に注意し、下半身が気になる洋ナシ型はお肉の食べすぎに注意します。

筋肉がつきにくいバナナ型は、筋トレを行いながら程々に食べることを意識しましょう。

太る原因は生活習慣にもありますが、遺伝子による影響もあります。

ダイエットを成功させたいなら、遺伝子のタイプを見極めて自分に合うダイエットを始めませんか?